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遠賀川に川ひらたがお目見え
NHKBSプレミアム「新日本風土記」遠賀川(筑豊)で撮影

 日本人なら誰もが持っている懐かしい風景。長い歴史の中で培ってきた豊かな文化。来る年の豊作や大漁を願って神に祈りを捧げてきた日本人。、日本各地に伝わる伝統や風習、その土地で暮らす人々の姿などを映像で綴る番組です。内容は毎週一つのテーマで五つほどの物語を綴った「オムニバス」形式の構造です。語りは松たか子さんなど。本放送は金曜日午後8時〜8時58分。再放送は日曜日午前10時〜20時58分、火曜日8時30分〜9時28分

今回遠賀川流域である筑豊地域の美しい風土や祭り、暮らしや人々の営みをテーマに撮影が行われています。
4月30日は飯塚市で、かって遠賀川で石炭輸送手段として、我が国の近代文明の一役を担ってきた「川ひらた」を撮影。当時を忍んで川ひらたを制作した川船製作委員会の皆さんによって、川島(伊藤伝右衛門邸船着き場より下流)から芳雄橋までの約  kmを、竿で漕いで川のぼりからスタートしました。当日は上流からの風が強くなかなかうまいこと進みません。当時の皆さんの苦労が分かります。

川船製作研究会のご案内

川ひらたが活躍しています  2015年ふくおか水もり自慢  2014年川ひらたで舟遊び    2014年花火大会

この他に田川市で行なわれる川渡り神幸祭や3月に収録された鮭の稚魚の育成や放流。遠賀川源流の森の様子などがあるようです。
 
   
遠くにぼた山が見える遠賀川。下るときは心地よい船旅、のんびりと、のぞかな風景が広がります。   
 
 芳雄橋です。ビルの向こうに住友忠隈炭鉱のぼた山が見えます。炭鉱が盛んな時は尖っていましたが、今は木々が茂ったこんもりとした美しい山の形となって、筑豊富士といわれています。
 
担当者らとお話をする川船製作研究会のみなさん 
   
 実物大を復元しているため大きく、移動が大変です。