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第16回九州「川」のワークショップin遠賀川

 11月12(土)~13日(日)北九州市ひびしんホールで開催された第16回九州「川」のワークショップin遠賀川は参加者は2日間、延べ人数700人以上の参加者で開催、九州各地の河川で活動している団体・企業の皆さんが集まって発表や情報交換が盛会に行われました。
今回は47団体がステージで発表、ステージ発表した子どもの部の子どもたちは、別室で子ども同士の交流会が行われました。
12日(土)の7時より、会場をアートクレフクラブに移動して約260人が参加して盛大に楽しく、有意義な交流会が行われました。また、交流会には2市6町の首長さん等も参加していただき、最後に全員で炭坑節を踊り筑豊を満喫していただきました。

〇開会式

〇講演会の様子

 
 
 
 
 
 
 
 


●第16回九州「川」のワークショップin遠賀川実行委員メンバー
○ご協賛について
●チラシ
〇参加の申し込み方法について
●活動発表方法
〇交流会・宿泊について
●講演会
〇撥川見学について

 
 

第16回九州「川」のワークショップin遠賀川実行委員会のメンバー

 
 
〜川で遊び 川で学び そして世界へ〜
テーマ  川の力〜次世代への継承〜
 川が作り上げてきた地域の文化や川が私たちの生活にもたらす恩恵など
『川』の力について学び誇れる川を次世代に継承する

開催日  11月12日 13時〜18時 
11月12日 9時30分〜12時30分  
会場  発表会場 黒崎ひびしんホール 
交流会場 アートクレフクラブ

 11月12日(土)      12;00  受付開始
13;00   オープニング
 ・北九州市消防音楽隊による演奏 
13;15  開会式 
13;30  ステージ発表
 ・子どもの部 10組(中学生までの子ども達による発表)
 ・大人の部  40組
 ・子どもの部表彰式(17時ごろ)
18;00  ステージ発表終了 交流会場へ移動(アートクレフクラブ) 
19;00  交流会 (意見交換の場) 
11月12日(日)      9;00   会場開館
9;30  大人の部 アピールタイム  
10;10  選好投票
10;20  講演会
12;00  閉会式 講評 表彰式 次回会場への 引き継ぎ式
12;30  終了 
13;30  撥川見学(自由参加) 

発表参加者の申し込み方法について
  別紙の応募申込書に必要事項を記入して事務局あてにメールまたはFAXでお送りください
  応募締め切り: 平成28年10月7日 (金) 
  応募総団体数: 50団体 (中学生までの子どもの部は10団体 大人の部40団体
  テーマ:環境保全、安心安全、利活用、川づくりなど
  発表方法:寸劇、人形劇、歌、踊りやパワーポイントを使った発表など自由です。
       ※ パワーポイントはアニメーションなしの5枚以内です。
  応募様式は以下のサイトからダウンロードしてください。
   遠賀川河川事務所 http://www.qsr.mlit.go.jp/onga/
   九州川の情報室  http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kawa-guide/
  参加支援 発表者(住民団体のみ)には、一人分の旅費・宿泊費を補助します
   問い合わせ先 第16回 九州「川」のワークショップin遠賀川実行委員会事務局
  E‐mail:kawa.ws.onga@gmail.com
  FAX :0949-22-2859
  TEL :080-1705-6758(※月〜金 10時〜16時(祝日除く)

活動発表方法について
●  子どもの部
 
11月12日(土)13:00 開会式
13:30 3分のステージ発表(10団体の発表)
子どもの部発表後、発表した子ども達による交流会を開催
17:00(予定) 子どもの部表彰式 
 ● 大人の部  11月12日(土)13:00 開会式
13:30 3分のステージ発表
18:00 (予定)ステージ発表終了
19:00 交流会開催(アートクレフクラブに移動 バス利用)
21:00 交流会終了


11月13日(日)
9:30  アピールタイム
      前日の発表で伝えきれなかった深い思いや内容をパネルやチラシ、
      道具などを使って活動をアピールし
      参加者同士で情報交換をします。
      前日に聞きたいなーと思った団体などに直接聞くことができます。
      アピール時間は 40分
      展示スペースは約120cm×120cmのコーナーです。
      生物や水分、土をふくむ物などの持ち込みはご遠慮ください。


選好投票  2日間の発表や意見交換を基に『一番お気に入り』の団体に、
参加者全員え投票します。
        (投票は所属以外の団体)
10:20分 選好投票を締め切ります。
       


交流会・宿泊について

交流会  11月12日(土) 19:00  アートクレフクラブ(バスで移動)
会費 大人4000円  大学生以下 3000円
応募申込書に記入して申し込みをお願いいたします。(事前申し込みとなります)
21:00 終了 
宿泊  宿泊の予約等については、各自でお願いいたします。
尚、会場周辺の宿泊先情報(北九州市観光協会HP)を応募様式に添付しています。 

講演会

講演1部  山名 清隆氏
ミズベリングプロジェクト事務局プロデューサー
かっての賑わいを失ってしまった日本の水辺の新しい活用の
可能性を創造していくミズベリングプロジェクトの全国の動きを紹介していただけます。

1960年静岡県菊川市生まれ。EXPO85日本政府館ディレクター、米国フードトレンド情報誌U.S.FOOD JOURNAL編集長、テレビ朝日「東京ソフトウォーズ」番組キャスターなどを経て広報企画会社(株)スコップ代表。起業直後に博報堂と業務提携。公共広報・ソーシャルコンンテンツ領域で独自のロジェクトを展開。愛妻の日を提唱する夫婦環境保全運動「日本愛妻家協会」やホメて首都高の事故を減らす「東京スマートドライバー計画」などをプロデュース。
講演2部  田中 里佳氏 
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 課長補佐
ミズベリングを含め、全国の動きを行政の立場紹介して
いただきます。

私は国土交通省の河川環境課で、「ミズベリング」という名前のプロジェクトを担当しています。これは造語なのですが、「水辺」と「リング」、そして、水辺のリノベーションが進行形で続いていくという2つの意味があります。地域における水辺、特に河川の価値を見つめ直し、活かしていこうというプロジェクトなんです。

11月13日(日)撥川を見学しよう(自由参加)

  11月13日13:30〜  
  撥川は北九州市八幡西区に位置し、帆柱山を源流として副都心、黒崎地区の中心部を貫流し、洞海湾に注ぐ都市型河川で全長約4㎞の小さな川です。

以前は、川幅は狭く両岸をコンクリートで固めたられた川で、特に、岸の浦の住宅街(社宅街)では、川じゃなくて、溝かドブ、と間違われるような川でした。 社宅が撤去された後、公共施設や年金病院の移転(移動)、さらには、文化ホール・図書館等の建設も予定され、それと並行して、この撥川の整備が行われる計画が進みました。

平成7年に創設された河川再生事業に採択され、計画段階から一般市民も参加し改修が進められ、平成17年に完成。街と川が一体になった良好な都市環境の実現を目指した河川整備が行われました。現在ではほたるが飛び交い、5月に行われるほたる祭りでは、 笹舟大会や八幡中央高校書道部のパフォーマンスや、歌や演奏などのステージが繰り広げられ、人々の水辺の憩いの場となっています。(曲里の松並木公園(黒崎ひびしんホール・八幡西図書館前)

今回、撥川の現地見学を行います。この機会に是非、ご参加ください.
 
   
   

ごあいさつ

第16回九州「川」のワークショップin遠賀川 トクとく情報
福岡県の北部を流れる遠賀川は、嘉麻市馬見山に源を発し、多くの支流を合わせて、河口の芦屋まで流れ、全長61.7㎞、流域住民の命の水でもあります。
遠賀川の水を、北九州市八幡西区の楠橋を取水口として、中間市、水巻、八幡西区の折尾を通って洞海湾まで続く堀川(全長12.1㎞)が江戸時代に造られました。
1621年、福岡藩は洪水が続く遠賀川の堤防の大改修工事と併せて、遠賀川の水を洞海湾にも流すという壮大な計画を立てました。1762年、長い年月をかけて、遠賀川の水が洞海湾に通じ、併せて、中間に水門「中間唐戸」を完成。その後、中間唐戸は大根川(黒川)や真名子(笹尾川)が合流し、複雑な構造のため、堀川は上流の楠橋(北九州市)まで延長、そこに「寿命唐戸」が造られました。1804年のことです。
(参考資料:遠賀堀川の歴史、もっと知りたい遠賀川)

 
 
 
 


堀川の工事で一番難所は吉田村の「車返」
吉田車返しの岩盤の切り貫は最大の難所でしたが、当時の石工達はノミとつちを使って工事を完成、9年間かかったといわれています。現在も当時の石工たちが掘ったノミの跡が硬い岩盤に残っています。
堀川が完成すると遠賀川の上流の村々から「年貢米」や「作物」が「川ひらた」という川船で運ばれるようになりました。また、筑豊地方で掘られた石炭も「川ひらた」に積まれて堀川を通って若松へと運ばれました。
堀川が完成して人々は堀川を守るために「堀川筋条目」をつくり、堀川を守ってきました。
しかし、明治20年(1887年)、若松から直方間に鉄道が開通し、昭和14年(1939年)8千隻を超えたともいわれる川ひらたは役目を終え姿を消しました。(参考資料 もっと知りたい遠賀川:遠賀堀川の歴史)
 
 
   
   
   
   

堀川を愛しむ人々

❝いつか、もう一度、きれいだった頃の川に戻してやりたい❞
「いつもきたない堀川をなんとかしよう」平成14年下流の折尾地区から始まった「堀川いっせい清掃」、現在では楠橋地区、中間地区、水巻地区と上流から下流までの堀川流域の住民が一つになって取り組んでいます。また、様々なイベントを通して堀川の再生に取り組んでいます。
 
 
   
   
   
   
   
   

   
   
   
   
 
 
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