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香月・黒川ほたる教室

香月・黒川ほたるを守る会
2014年度のほたる教室  2013年度のほたる教室

平成27年2月28日、北九州市八幡西区、北九州市立長崎街道木屋瀬記念館(こやのせ座)で、恒例となった第16回「香月・黒川ほたる教室」が「香月・黒川ほたるを守る会」の主催で開催。たくさんの参加者が児童達の発表に聞き入っていました。

黒川は近年ほたるが舞う里として多くの人々に愛されてきています。この黒川を中心にさらに河川環境を良くしてほたるの里が広がっていくことを願って様々な人々が活動されています。その活動の中心を担っているのが「香月・黒川ほたるを守る会」の皆さんです。

そして、八幡西区南部の6つの小学校(木屋瀬小学校・楠橋小学校・池田小学校・香月小学校・星ケ丘小学校・千代小学校)には黒川・笹尾川が校区内を流れています。児童たちは一年間かけてほたるの生態や育成環境、ほたるを通して命の尊さや、故郷を流れる黒川や笹尾川の水辺環境について学びました。その学習の成果を発表するのが「香月・黒川ほたる教室」です。

「ほたる教室」では、1年間学んだことを発表するために、各小学校では、それぞれ紙芝居やパワーポイント、衣装など工夫して、とても分かりやすく発表され、参加者も大変感動していました。特に、川の歴史を知ること、地域の皆さんが川をとても大切に思っていること、そして、身近な川に対して、人々の安全性とほたるやたくさんの生きものたちが棲む自然環境をどのように守っていくのか、児童たちは真剣に考え、発表していました。

 
 
韓国ほたる研究会副会長のごあいさつ 
 
北橋北九州市長 と韓国メンサン自然学校の皆さんと記念撮影
 
   
   
 
 
 
千代小学校 3年生 みんなで守ろう!黒川のほたる 
千代小学校3年生の児童は2年生の時から黒川の調査し、3年生になってほたる博士になろうと図書館やhp、ほたる館に行ってほたるの学習をした。北九州市ではたくさんのほたるが棲んでいることがわかった。黒川になぜたくさんのほたるがいるのか、を調べた。黒川香月ほたるを守る会の皆さんに話を聞いた。ほたるが卵を産む環境が黒川にはあること。夜になると地域が真っ暗になること。会の皆さんが河川の掃除や草刈り、環境づくりをしてほたるを増やす活動をしていること。。
 
星ヶ丘小学校3年生 ほたる探検隊 
学校の校区内にある水路などに生きものが棲んでいることなど考えてこなかったが、自然について学習した。笹尾川にたくさんのゴミや自転車が捨てられていた。川岸にはコンクリートでかためられて、ほたるも棲めない。ゴミを拾おうと思っても降りられない。昔はホタルがたくさんいて家の中まで入ってきた、川にはたくさんの生きものがいたという。現在のようになったのは、自然のままの川は私たちの生活が守れない、自然を守ること、人の安全を守ることの難しさを感じた。
 
星ヶ丘小学校4年生 日韓交流報告 
8月に韓国で行なわれた子どもシンポジウムに参加した。遠国をを交えながら劇で学校での取り組みを報告。最初は不安であったが、大きな声援と拍手をもらって、頑張って良かった。韓国の友達と交流ができてよかった。
 
木屋瀬小学校3年生 木屋瀬の環境を考えよう〜ほたるの学習を通して  3年生29名
ほたるのクイズを通して学習したことを発表。 木屋瀬ではほたるを見ることがなくなった。木屋瀬では川土手がコンクリートでかためられ、洪水の被害はなくなったが、ほたるにとって棲みにくい環境になった。ほたるが戻ってくるためにできることをやっていきたい。
 
 木屋瀬小学校 3年生   こやのせおどりを29人で披露
 楠橋小学校 4年生 黒川のひみつをさぐろう
3つのグループに分かれて黒川を調べた。ゴミ拾いでは、一番多かったゴミはお菓子の袋など、次に多かったのはたばこの吸い殻が多かった。私たちが住んでいる黒川はポイ捨てをしないでゴミを持ち帰るように皆できれいにしましょう
 
池田小学校4年生 自然豊かな黒川 〜ほたるを育てて〜 
総合的な学習で取り組んできたことを発表。池田小学校は校内にほたる館があり、卵からふ化して、幼虫になってカワニナの餌を与える大変さを話してくれた。ほたるの幼虫は自分と同じ大きさのカワニナを餌にするため、小さいカワニナを見つけるのは大変で、カワニナも一緒に飼育した。
 
香月小学校5年生 ほたるとともに生きる香月っ子 
黒川のほたるを守るためにたくさんの皆さんが清掃活動や草刈りなどをしてほたるを守っていることに気が付いた。校区内にほたるが棲む黒川があり誇りに思う。今後、自分たちにできることをしていきたい。
紙芝居でホタル一緒を紹介。
 
 
 
韓国メンサン自然学校  ほたるを日本語で披露