「市民の声から始まる自然再生」 環境首都を自ら宣言している北九州市は、2018年にSDGs未来都市としても選定されました。 しかしながら、市のシンボルリバーでもある紫川では、生息していたタナゴ4種がこの10数年の間に絶滅してしまいました。 原因として、治水のために行われた工事の影響が示唆されています。 今大会のテーマは「市民の声から始まる自然再生」です。 NPO法人北九州・魚部が実施した紫川でのタナゴ生息調査の結果や、カゼトゲタナゴの域外保全事業を事例とし、専門家や行政と個体群再生への道筋や、未来の河川整備のあり方を探ります。 また、県全土における水辺環境の「今」ついても、各団体の発表をもとに認識を深めます。県内の自然に携わる個人や団体の活動について、環境首都であり、市民の声から公害を無くした街「北九州」から多くの人々へ発信します。 |