6月28日(水)遠賀川河川環境学習会が行われました。今回は飯塚市立鯰田小学校3年生の児童の皆さんが学びました。講師は遠賀川河川事務所の環境課の職員をさん中心に特別講師は遠賀川流域住民の会の皆さんです。 今回の学習会は飯塚市防災センター前遠賀川河川敷の水質を調査する予定でしたが、前日の雨で川の水位が上がり、鯰田小学校で行うことになりました。 学習では遠賀川の様子や、自分たちの学校が遠賀川のどの位置に当たるのかをスライドを見ながら学習。遠賀川は山の方(遠賀川の上流)から海の方(下流)なへ流れ、鯰田小学校は遠賀川の中流域であることがわかりました。 今回の水質検査は上流と中流の調査を行いました。CODパックテストや透視度計を使って調べます。CODパックは水の入れ方など事前に練習していたので、児童の皆さん上手にできていました。パックテストは水と試薬が反応し時間がたつほど色が変わってくるのでその変化にびっくり、じっと見つめていました。 透視度計では、横から見るとほとんど水の色は違いが判らない様子ですが、実際に見てみると、上流の水と中流の水の見え方がはっきり違っている様子に児童たちはびっくり、何度も見る児童もいました。 皆で調査した結果を発表しました。上流はきれいな水で、中流は汚れている水となりました。 どうして水は汚れて流れてくるのかに、児童達は水は流れてくる間に沢山の人が利用していること、そして、水は私たちにとってとても大切なものであることを学びました。 その中でも、遠賀川にはたくさんのゴミが捨てられていること、スライドでは、テレビや冷蔵庫、自転車やバイクなどが捨てられ、大雨が降ると上流から流れ河口堰ではたくさんのゴミが山積みにされている様子を見てびっくりしていました。 魚の調査では、昨年同校の児童が調査した魚を展示、名前を調べたり、特徴を観察しながら、スケッチしていました。とても上手に描かれていました。 今回総合的に見て、遠賀川中流域(防災センター前の河川敷)は豊かな自然が残る環境であることが分かりました。 |
|