遠賀川エコロジカルネットワーク再生事業「遠賀川自然公園 わくわくごとくリバー」で6月23日(金)、小竹北小学校の児童が水環境学習を行いました。 遠賀川河川事務所では、遠賀川流域に暮らす児童が身近にある遠賀川を学ぶことで、実感の伴った水環境知識の理解を促進するとともに、故郷への愛着を育んでほしいとの思いから、水環境学習会が行われています。 今回会場となった、小竹町立小竹北小学校の近くに、遠賀川自然公園わくわくごとくリーバーが整備されました。ごとくとは地域名で御徳といいます。 この河川公園は「エコロジカルネットワーク再生」事業の一環で、川に棲んでいる生き物の中には池や田んぼで産卵するものもいます。そこで、 昔の遠賀川のように、川に棲んでいる生き物たちが、簡単に田んぼや池や水路を行き来できるようにすることを目的としています。 今の遠賀川は洪水から私たちの暮らしを守るために堤防がつくられています。堤防は安全な暮らしをしていくためには必要ですが、川へ注ぐ排水路がコンクリートで覆われ、さらに堤防によって段差ができ、生き物たちがのぼりにくくなっています。 そこで、遠賀川河川事務所では、排水樋菅(排水路)を改修し生物が行き来できるようにと「エコロジカルネットワーク再生」事業に取り組んでいます。昨年は2年生と5年生の児童が実際に川の中に入って生き物調査や水質を調べました。 今回も5年生が調査しました。 |