2017年12月13日(水)嘉麻、大隈の鮭神社で恒例の献鮭祭がありました。 「今年も鮭は帰ってくれるだろうか!」と誰もが心配していた「遠賀川の鮭の遡上」12月2日、遠賀川水系西川に流入する農業用水路に(遠賀町松の木6丁目)で、全長67㎝、重さ2.4kgの雌の鮭が、地元の方によって発見、「遠賀川のシンボルが帰ってきた」と皆さん大喜でした。 12月13日(水)は嘉麻市大隈の鮭神社で献鮭祭が行われました。遠賀町の住民から預かった「鮭」を浦山国土交通省遠賀川河川事務所長が氏子の皆さんに届けられ、2年ぶりに本物の鮭を献上できました。 氏子の皆さんや、遠賀川流域の住民や関係者、遠くは北海道からの漁業関係者の皆さんが見守る中、遠賀川で見つかった鮭をはじめ、たくさんの鮭が鮭塚に奉納され、来年の豊作を祈りました。 この鮭神社は全国的に珍しい神社で、遠賀川に鮭が遡上した年は豊作になると言い伝えがあるそうです。 これからも、遠賀川に安心して鮭が戻ってこられるように、流域のみんなで遠賀川を大切にしていきたいですね。 |
12月13日(金)嘉麻市鮭神社で献鮭祭の神事が行われた後、同市、馬見山の中腹にある遠賀川源流サケの会の「ふ化場」で鮭の受精卵をふ化器に移す「盆入れ」が行われました。 鮭の受精卵はクリスマスを迎えるころからふ化が始まるそうです。 元気に育った鮭の稚魚は、遠賀川流域の住民や保育園や幼稚園、小中学校等の園児や児童・生徒に見送られて、3月、菜種梅雨の時期に遠賀川を下り響灘に出ます。そして、日本海へと旅たちます。 |
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12月15日(金)田川市立伊田小学校で、4年生による鮭のふ化・育成に当たり、鮭の有精卵の譲度式が行われました。 鮭の有精卵を手渡された「伊田校区まちづくり協議会」の宇都宮会長は「鮭の稚魚を放流する3月まで、皆さん大切に育てていください」と話された。 |