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水エコしよう!遠賀川清流ルネッサンスキャンペーン
平成28年6月29日 小竹町立小竹北小学校
遠賀川清流ルネッサンスキャンペーン実行委員会

6月29日、小竹町立小竹北小学校で「水エコしよう!遠賀川清流ルネッサンスキャンペーン」 が小竹北小学校の児童(2年生・5年生)と共に行われました。
遠賀川清流ルネッサンスキャンペーンは、遠賀川の水質などの水環境改善を目指して、小学生、河川環境モニター、行政(国、県、市町村)が一緒になって遠賀川の水質や生きものを調べたりして、直接、川とふれあったり、また、川をきれいにする取り組みの話を聞くことで、川の水質と汚染の原因について考え、積極的に水エコ(自分たちでできる生活排水対策)に取り組んでもらうことを目的にしています。

今回会場となった、小竹町立小竹北小学校の近くに、遠賀川自然公園わくわくごとくリーバーが整備されました。ごとくとは地域名で御徳といい、地域のみなさんと新しくできた河川公園で学習する予定でしたが、あいにくの雨で小学校で行われました。

この河川公園は「エコロジカルネットワーク再生」事業の一環で、川に棲んでいる生き物の中には池や田んぼで産卵するものもいます。そこで、 昔の遠賀川のように、川に棲んでいる生き物たちが、簡単に田んぼや池や水路を行き来できるようにすることを目的としています。

今の遠賀川は洪水から私たちの暮らしを守るために堤防がつくられています。堤防は安全な暮らしをしていくためには必要ですが、川へ注ぐ排水路がコンクリートで覆われ、さらに堤防によって段差ができ、生き物たちがのぼりにくくなっています。そこで、遠賀川では、排水樋菅(排水路)を改修し生物が行き来できるようにと「エコロジカルネットワーク再生」事業に取り組んでいます。
 
 
2年生と5年生の児童が学習します。5年生はこの間総合学習で自然公園について学んできました。
   
   どんな魚がいるか、名前ではなく特徴を記入してください。
   
20種類ほどの生き物が自然公園にいるそうです。遠賀川はたくさんの生きものが棲んでいるそうです。   
   
   
   
いろんな角度から生き物の特徴を見ます。中にはエビが卵を持っているのを見つけたグループもいました。 
   
魚によっては川の中でいる場所が違うことなど学びました。 
   
   
   
 遠賀川自然公園わくわくごとくリバーの未来予想図です。皆の希望する川ができるといいね。  
 
最後に水をきれいにすること、自分たちでできることを話し合いました。シャンプーの液をたくさん使わないことや、
食べ物を残さず食べること、早速お昼の給食から食べ物を残さず食べることに 。一人ひとりが少し気を付けることで、
きれいな川になっていくことなどお話していただきました。
 
 スタッフの皆さんです