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2014 遠賀町 遠賀川にサケの稚魚放流
ありがとう! 西川にサケが帰ってきました

サケを卵から育てることにより子ども達に生命の大切さ、川へ放流することにより環境について学んでもらおうと、遠賀町青少年育成町民会議ではにサケの受精卵を団体や個人のボランティアに育ててもらう取り組みが行なわれています。

2月23日(日)、3cm程に成長したサケの稚魚をみんなで放流する取り組みが、遠賀町立広渡小学校近くの西川河川敷で行なわれました。当日はお天気にも恵まれ、稚魚を育てた皆さんが会場に集まってきました。 

この稚魚は、12月12日に受精卵6000個を30の個人と19の団体に配布し、飼育していただいたもので、約2か月半ボランティアの皆さんが育てられました。子どもたちは、育てた稚魚を少し寂しそうに、でも大きく育った稚魚を得意そうに見せながら、大きな水槽に移し替えていました。

一番大変だったのは、卵から出てくるとき、卵の殻の始末をすること、だんだん大きくなっていくのを見るのがうれしかった、とボランティアをした小学生が話してくれました。

昨年11月29日、遠賀町木守の用水路にサケが発見され、今回の放流時に剥製がお目見えし、その除幕式が行われました。鮭が帰ってきたといううれしい報告は私たちの活動の励みになりますと関係者の言葉。約3年ぶりのサケの遡上に皆さん大喜びです。

サケの稚魚放流後には主催者が準備した豚汁が振舞われ皆さん大喜び、お天気にも恵まれ、一足早い春の訪れを感じられていました。(会場では開会式が始まる前、河川敷周辺の清掃活動が参加者によって行われていました)