遠賀川の支流「黒川」は以前は多くのホタルが飛び交い、住民の憩いの場所として親しまれてきました。
しかし、家庭排水や田畑の農薬の使用により川の水質が悪化、さらに、ほたるの乱獲によって、ほたるは姿を消してしまいました。
ほたるを再び川に呼び戻し、ほたるの保護活動を通して、世代を超え、清く澄んだ黒川を守ろうと、香月・黒川ほたるを守る会の皆さんは活動しています。
この活動を応援しようと「TOTOグリーンボランティア」のみなさんが2月1日9時30分から2時間、黒川の河川敷の草刈りに汗を流しました。
「TOTOグリーンボランティア」とは、植樹や地域清掃などの環境にかかわる社会貢献活動を「グリーンボランティア」 と称し、グループ社員の参加を呼びかけています。主な活動として「TOTO水環境基金」
の助成団体が主催する環境活動やグループ社員が自ら育てたどんぐりの苗木を植えるTOTOどんぐりの森づくりなど。その他にも事業所ごとに様々機会を作り、グループ社員や家族、お取引先の方々と共に積極的にボランティアに参加されています。
今回、5回目となった支援活動は、お天気に恵まれ、60人余りの人数で河川敷の草刈りが行なわれました。釜を持って草を刈るのも慣れたようで、見る見るうちに背丈ほどの草が刈られていきました。ホタルの餌はカワニナです。カワニナは日当たりのよい川で育つそうです。きれいになった河川敷に日差しがまぶしく輝いていました。カワニナも元気良く育つことでしょう。
作業を終えた皆さんは会の皆さんが準備したバーベキューが待っていました。イノシシ汁やカレーのから揚げなど次から次とお料理が運ばれてきます。本当においしくいただきました。ありがとうございました。
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