11月8日(土曜日)香春町柿下采女谷で子ども達20人による「お山のお仕事体験!」が開催されました。主催する森林農地整備センター九州整備局、佐賀水源林整備事務所は、子どもたちに実際に山に入って作業をすることで山の大切さを学んでもらおうと、毎年各地で行なっています。今年度は香春町で開催されました。
山の作業場に集まった子どもたちはヘルメットと軍手で作業に入ります。中にはヘルメットをかぶったことがない子もいて、班長さんにつけてもらうと、立派な大人の様に見えました。頼もしいです。
所長さんより、日本は森林率が高く、福岡県でも45%が森林、香春町は64%の森林が占めています。森林は私たちの生活に欠かすことのできないもの、私たちがなにげなく蛇口をひねると水が出てきますが、この水は森林に守られて作られています。この森林を守っている人がいること、枝打ちや森林教室を通して学んでほしい。と話されました。
今回の現場はヒノキ12年物で、枝を落とすことで、風通しを良くし、周りを明るくする、病虫害を防ぎます。そして枝打ち作業された木々はまっすぐ大きく育つということです。
約1時間枝打ち作業された木々はスーッと伸び、子ども達も、小枝がなくなったので明るく足が長くなったようだ、と満足そうに話していました。子ども達も頑張りました。ヤッター
作業を終えた子ども達はフレッシュワークかわらに帰って昼食をいただきました。昼食は香春町の食進会の皆さんが準備していただいた豚汁を美味しくいただきました。
子どもたちの感想。
色々な体験ができて楽しかったです。
森を守っている人がいることを知りました。
森の大切さを知りました。水や空気を作るためには森を守ることが大切です。
|