8月26日、「防災の日」(9月1日)を前に、飯塚市の総合防災訓練が、飯塚市立岩地先「遠賀川河川敷運動広場」で消防を始めとする関係機関、陸上自衛隊、地元企業など44団体、約3000人が参加して行われました。(主催飯塚市・共催飯塚消防団) 訓練は、平成7年に発生した「阪神・淡路大震災」、平成17年に発生した「福岡西方沖地震」、及び平成23年に発生した「東日本大震災」を踏まえ、大規模な災害を想定しての訓練が行なわれました。広い河川敷の会場では訓練されている皆さんの緊張感が伝わってきました。 中でも土砂崩れによって車が埋もれ、消防署員らが埋もれた車から負傷者役の参加者を救出し、担架で運びだす訓練や、増水のため中州に取り残された人をヘリコブターで救出する訓練では無事救出すると会場から歓声が上がりました。 また、隣接する会場では第4回飯塚市防災フェアが行なわれ、参加者は総合防災訓練の様子を見たり、また、実際に消防車の放水訓練や消火器を使って初期消火訓練などを行なっていました。 子ども達は消防署員に手伝ってもらいながら大きなホースで川に向かって放水すると「わー」と言って力いっぱいホースを持って放水していました。 参加者は「災害時にあわてないで避難できるかが心配です。訓練をすることによって、まわりの人達に声かけしながら避難していきたいと思います」と話されていました。 |