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田川広域連携シンポジウムが開催

 「魅力ある地域イメージを構築し、福岡・北九州等の都市圏に向けて強く発信して、たくさん人が訪れる地域。」「地域全体で、将来を担う人材を育み、地域住民が主体的に地域活性化にかかわる地域。」これらの将来像を目指して田川地域の1市6町1村と県で構成する「田川広域連携プロジェクト推進会議」が6月23日、田川市民会館で「田川広域連携シンポジウム~みんなではじめよう!地域の元気づくり~」をテーマに開催されました。

基調講演では北九州市立大学 都市政策研究所 内田 晃準教授に「地域資源を活かした広域連携による地域づくり」をテーマに、福岡県内における広域連携の取り組みを紹介、一つの市や町だけではなく連携することによって新たな取り組みが展開できるなど、事例を通してお話していただいた。

実施計画説明として「田川広域連携プロジェクトについて」福岡県立大学人間社会学部 永田 瞬講師に、この間の経過と2つのプロジェクトの紹介をしていただいた。
田川まるごと博物館プロジェクト
田川地域全体を博物館に見立てて、「田川地域がまるごと博物館である」というイメージを発信。たくさんの人に田川に来ていただく。田川の魅力ある資源によって、博物館に来たように、触れ、知り、学び、楽しみ、買い、癒される。そのためには地域資源の磨きあげと、まるごと博物館を支える人材づくりが要となってくる。

田川・人材力育成プロジェクト
田川地域の子ども達が地域のリーダーとして資質や社会性を身につけ、多様な主体がその人材育成に取り組む。「田川飛翔塾」事業や「田川いきいき学舎」事業

田川が大好きな、中村 成也氏(田川創作炭坑節CDR21 ゼネラルプロデューサー)、桃坂 豊氏(地域おこしプランナー)、荒木 光子氏(筑豊地区女性林業研究グループ代表)、内田 雅行氏(NPO法人九州地域交流推進協議会 代表理事)、コーディネーターに内田 晃氏、コメンテーターに永田 瞬氏に、「田川のためにわたしにできること、みんなでできること」をテーマにトークセッションが行われた。
田川地域の資源を活かして、「魅力あるイメージでたくさんの人が訪れる地域」「将来を担う人材を育んで活性化していく地域」そんな地域を目指している。皆さんもこのプロジェクトに参加してみませんかと、会場の皆さんに呼びかけられた。

 
 
 
田川が大好きな皆さん、現在取り組んでいる内容や、今後の意欲などが楽しく語られた。