日時 2012年6月2日 会場 北九州市八幡西区香月黒川 |
遠賀川の支流「黒川」は以前は多くのホタルが飛び交い、住民の憩いの場所として親しまれてきました。家庭排水や田畑の農薬の使用により川の水質が悪化、さらに、ほたるの乱獲によって一時は姿を消したほたるを再び川に呼び戻し、ほたるの保護活動を通して、世代を超え、清く澄んだ黒川を守ろうと、会の皆さんは活動しています。 6月2日、たくさんの住民が見守る中、香月中学校の吹奏楽部の皆さんが黒川に沿って行進、20周年の記念すべき「香月・黒川ほたるまつり」の式典が華やかに開催されました。 会のメンバーは「昨年は残念ながら雨のため式典ができなかった分、今年は20周年でもあり十分準備して皆さんを迎えることができて本当日良かった」とにこやかに話されました。 河川敷土手では今年も八幡西区の六校の小学校六年生の児童が詠った竹短冊が展示されていました。「昨年は私も書きました。後輩がどんなふうに書いているか見ていました。」と中学生達。皆さん足を止めて竹短冊を興味深く見入っていました。また、暗くなった川土手を明るく灯す竹で作られた灯火も準備が整いました、 黒川に ほたる増やして ゴミ減らす 黒川は ゴミがないから ほたる飛ぶ ほたるはね 神さまからの 恵みだよ ほたるはね きれいな川の 天使たち 黒川に 幸せ届ける ホタルたち 式典では北橋北九州市長をはじめたくさんの来賓の皆様が参列されました。平成13年から、ホタルを通して日韓との交流が始まっています。式典にはチマチョゴリを装った女性や子ども達に多くのカメラマンが集まっていました。 |