日時 | 2012年5月26日(土) |
会場 | 曲川源流水辺の里 |
主催 | 中間ほたる・メダカの会 |
ちらほら飛んでいたホタルも8時前になるといっせいに飛び出してきました。もうちょっと、もうちょっと手を伸ばせば、暖かな光が手の中に入りそうな。 「こっち来て、こっち来てホタルさん」子ども達の声があちらこちらから。「きれいですね」と大人達の声。 5月26日に行われた「中間ほたる・メダカの会」主催の「ホタル観賞会」はたくさんのホタルに見守られながら皆さん素敵な笑顔でホタルを見入っていました。「昨年はテレビ局も来て、きれいなホタルを!と思っていたのに、あいにくの雨でホタルが少なかったです。今日来てくれたならよかったのに」と参加者の声。たくさんのホタルが飛揚しています。頭の上にも。 「曲川源流の水辺の里」を流れる約100mほどの川にホタルが飛んでいます。曲川の源流は伏流水のため水温が他の川に比べて暖かく、ホタルが早く飛ぶということです。今年は安全にホタル観賞ができるようにと、中間市が川のまわりに柵を付けたり、歩きやすいように整地するなど、水辺の里が整備されました 「中間ほたる・メダカの会」の皆さんは昔のようにホタルが安心して棲めるようにと水辺の里を手入れしています。さらに、年々ほたるを増やしていこうと、親ほたるから産卵した卵を皆さんが飼育、昨年11月には保育園児によって川にホタルの幼虫を放流しました。 「ホタルと同じくらい皆さんに来ていただきホタル観賞ができて本当にうれしいです」と主催者の言葉、皆さん本当に嬉しそうでした。 今回は受付で「クコ」の苗をプレゼントに、またこの源流の里でもクコを栽培するとのことでした。 また、ホタルが舞う前の時間は揚げたてのサツマイモでひと時を、久しぶりに会った仲間や近所の人達と楽しそうに話が弾んでいました。 「家はすく近くですがここでホタルが見れるとは思ってもいませんでした。来てよかったです」「昔はホタルが一杯いたのに!近所の人が熱心にしていますので今日はきました。ほたるを見ると和みますね」 今日のホタルの個体数は150以上とのことです。 |