森林は、雨水を蓄え土砂災害を防止する機能を有しています。また、二酸化炭素を吸収し地球温暖化の防止に役立つほか、レクレーションの場として癒しを与えてくれるなど、私たちの暮らしに多くの恵みをもたらしてくれる県民共有の財産です。
福岡県では、森林を健全な状態で次世代へ引き継ぐため、森林税を活用し、間伐や植栽による荒廃森林の再生や、県民の皆さんが行う森づくり活動に支援しています。
この植樹祭を契機に、森林の果たす役割の大切さを再認識いただき、豊かな森林を守り育てていく活動の輪がこれまで以上に広がっていくことを願って「第63回福岡県植樹祭」が開催されました。
「植林は 地球を救う 第一歩」を大会テーマに式典会場では主催者を代表して、小川知事のあいさつ、地元加治香春町長よりあいさつされました。
また、福岡県緑化功労者表彰では、福岡県の緑化の推進及び森林の保全管理等に顕著な功績のあった方々、福岡県知事賞2者、福岡県植樹祭実行委員長賞5者の皆さんに贈られました。
大会テーマ表彰は、昨年、第63回福岡県植樹祭の開催を記念し、香春町の小学校4・5・6年生に大会テーマの募集を行い約200点の中から、最優秀賞1点、優秀賞5点、入賞10点が選ばれました。式典では最優秀賞、優秀賞がそれぞれ賞が贈られました。
採銅所小学校緑の少年団は小川県知事や加治香春町長からボランティア植樹苗木を受け取りました。また、みどりの誓いを元気よくアピールしました。
その後、呉ダム渓流公園では知事や加治香春町長をはじめとした代表者によるモミジの植樹、道の駅香春万葉公園ではボランティアの方々によるハギやヤマブキなどの植樹が行われました
植樹祭に参加された方は「香春町で初めて植樹祭が行われたことはとても光栄でした。香春町は国道201号線と国道322号線が交わる交通の要の場所であり、歴史を伝える史跡や文化財がたくさん残っています。ゆっくりと史跡巡りをしていただきたい」と話されていました。香春町の観光情報はこちらから
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