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中間市  曲川源流水辺の里 ほたる観察会 
5月21日 中間ほたる・メダカの会

手のひらにほたるが夢のような光景です。

ほたるが棲みやすい環境づくりをしている「中間ほたる・メダカの会」は、5月21日(日)会員や地域の皆さんが集って「ほたる観察会」を開催しました。

中間市の中心を流れる曲川、通谷は電停の近くにあり、 「曲川の源流の水辺の里」を源に流れる約100mほどの川は伏流水のため、他の川に比べて水温が温かく、早くからほたるを見ることができます。

会の皆さんは、ほたるが飛翔できる水辺空間や安全にほたる観察会ができるようにと、水辺の里の整備をしてきました。

昨年からほたるの自然再生に取り組んできました。今年はほたるが飛んでくれるのだろうかと、とても心配していましたが、昨日で200匹。今日も飛んでくれるだろうと話していました。

夕暮れから地域の皆さんや会員が集まってきて、久しぶりに会った仲間や近所の人と楽しそうに話が弾んでいます。子ども達はほたるがいそうな草原を見たり川を見入っていました。

開会式が終了するころ、たくさんのほたるが舞ってきました。川から舞い上がったほたるは子供たちの手のひらや、頭の上を光りながら飛んでいます。わーかわいいとおっかけたり、草むらにとまったほたるをじーと見つめていました。今年も自然再生のほたるがたくさん飛びました。

年々ほたるも多く飛翔するようになり、会の皆さんがほたるが定着してきたと喜んでいました。また、ほたる観察会では、会の人が揚げたサツマイモも人気でサツマイモを食べながらほたる観察会は中間市の初夏の風物詩になっています