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第14回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン

とってもとっても減らないごみ 黙々と作業して、本当に疲れました

参加された団体の皆さまの紹介

当日のゴミの量は芦屋町では2,330kg。
参加人数約400人。岩屋海岸(北九州市)で作業した人は50人です。
芦屋海岸内で作業した人は約350人。一人が拾ったゴミの量は約6kg。
お米5kgより重いゴミの量を拾ったことになります。近年になく多いゴミの量でした。
第13回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン  1,290kg
第12回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン 1,940kg
第11回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン  
第10回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン
第9回  芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン  1,200kg
 
 
 
 

 誰もが今日の清掃作業は雨のため中止では、と思われていましたが、天気予報のレーダーでは午前中は曇りとの予想で、心配しながら開催された「第14回芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン」は、約400人の皆さんが集まって、雨の合間を縫うように清掃活動が行われました。

今年度は5つのチームに分かれての作業でしたが、急きょ悪天候(予想では)のため、4つとして、なみかけ大橋、洞山、はまゆう群生地、白岩海岸(若松)に分かれての作業となりました。

この取り組みは、14年前、芦屋町の海岸がゴミで泣いている事、上流の源流の森林が荒廃し、山があれていることなど、遠賀川の上流の住民と下流の住民が交流し、遠賀川流域の現状を知り、皆で何とかしなければと、芦屋海岸の清掃活動が始まりました。、当初250名の参加でしたが、今年度は悪天候(予想)にもかかわらず、400人近い皆さんが参加していただきました。

しかし、毎年行われる清掃活動ですが、ゴミはたくさんありました。なみかけ大橋(今回はなみかけ大橋を取材)までの海岸線は、風の吹く方向や波がゴミを寄せてくるのか、ゴミは異常に砂や打ち上げられた海藻類に交じってありました。前日の雨のためでしょうか、砂浜は、砂と海藻類が混ざり、さらに固くなって、その上に木々やペットボトル、缶、プラスティックの入れ物、弁当箱などなど、そして、こなごなになった発泡スチロール。皆さんただ黙々と拾っていました。1時間30分の作業でしたが、表面に見えるゴミは取り除き、きれいになりましたが、まだまだ、砂の中にはゴミはあります。
皆さん時間いっぱい拾われ、終了となりましたが、残っているゴミが気になるようでした。

参加者の声 
  • 毎年ここの作業をしていますがゴミはたくさんあります。大変ですよ!
  • 初めてこの海岸線の作業をしました。ここのゴミはすごい。初めて見てびっくりしました。芦屋町の海岸線にかかるゴミ処理費用は大変なものではないでしょうか。何とかしなければ。
  • 小さい子どもたちがたくさん参加してゴミを拾っていました。小さい子ども達から環境教育の大切さを感じました。この子どもたちが大きくなるころには、ゴミを捨てる人がいないことを願っています。

12時、無事、雨も降ることなく清掃活動は終了しました。芦屋海岸、若松海岸の清掃活動が終わると、今回参加していただいた河川愛護団体の皆さんや、企業や行政の皆さんは、地元の清掃作業を行います。住民団体と企業、行政の皆さんが共に河川清掃をする取り組みが遠賀川流域では定着してきていると思われます。

やはり、ゴミ拾いは大変です。ゴミを捨てないようにみんなで呼びかけましょう。また、ゴミ拾いにかかる市町村、県、国の経費は税金で賄われています。

遠いところから参加していただいた皆さんありがとうございました。また地元洞山保存会の皆さんや芦屋町の皆さんには朝早くからの準備やお茶等の準備本当にありがとうございました。皆様、来年もまた会いましょう。

開会式

 
 
   
   
   
   
   
 雨の心配もありましたがたくさんの人が参加いただきました。  
   
いよいよ出発です。洞山を清掃します。   
   
バスで移動します   

洞山を清掃

   
   
   
   

なみかけ大橋までの海岸線を清掃

 
 
   
   
   
   
   
  打ち上げられた海藻にゴミが絡んでいます。 
   
   
   
   
   
 ゴミ袋がたくさん。取ってもとってもゴミ袋の山  
   
砂と海藻、昆布等と一緒にゴミが混ざり合って取るのが大変。   
   
 見える大きなゴミが取り除きましたが、木々がたくさん  

北九州市白岩海岸(若松海岸)

 
 
   
   
   
   
   
   
   

閉会式