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香月・黒川ほたる祭り

5月30日 香月・黒川ほたるを守る会

 遠賀川の支流「黒川」は以前は多くのホタルが飛び交い、住民の憩いの場所として親しまれてきました。家庭排水や田畑の農薬の使用により川の水質が悪化、さらに、ほたるの乱獲によって一時は姿を消したほたるを再び川に呼び戻し、ほたるの保護活動を通して、世代を超え、清く澄んだ黒川を守ろうと、会の皆さんは活動しています。

6月30日、天候も心配されましたがほたる館で式典を行い、ほたる舞う8時ごろには雨も上がり川岸を歩きながらほたるを鑑賞しました。今年はほたる館で飼育したほたるの幼虫が育ち、ほたる館の前の川へ子ども達と一緒に放流したとのことです。

また、恒例となっている黒川流域の6小学校の6年生が竹で作成した短冊が飾られ、たくさんの人が見入っていました。今後、ほたるの飛翔域がほたる館の前まで、約3kmに広がっていくことを目指して黒川をほたるが棲める環境に整備していきたいと会の方は話されていました。