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第12回ふくおか水もり自慢!in遠賀川
12月6日 (日) 直方市 遠賀川水辺館

 「ふくおか水もり自慢!」は、福岡県内の「水」・「もり(森)」など水環境の保全に関わる活動をしている団体(学校、市民団体、NPO、国、地方自治体、企業)が一堂に会し交流することによって、団体間の交流や行政と市民団体のパートナーシップを促進するとともに、他の団体の活動状況や手法を学び、今後の活動の糧とし、お互いの活動を称えあい、福岡県にある豊かな自然と人間が共存していくために必要な考え方や取り組みを一緒に考えていくイベントです。平成16年度より、福岡市、北九州市、柳川市、久留米市等で、これまでに11回開催しています。平成27年度、「第12回ふくおか水もり自慢!in遠賀川」を直方市水辺館で開催されました。

 日時   : 平成27年12月6日(日曜日) 10時00分~
 会場   : 遠賀川水辺館
 主催   : 第12回ふくおか水もり自慢in遠賀川実行委員会

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今回のふくおか水もり自慢は直方市、遠賀川地域防災施設(水辺館)とその周辺の河川敷きで開催されました。開会式終了後、参加者は各グループに分かれて、川ひたの見学、春の小川や緩やかな勾配の河川敷きをゆっくりと散策する現地見学が行われました。参加された皆さんは、大学生や高校生のボランティアの皆さんに河川敷の役割や特徴を教えていただきました。ボランティアをされた大学生や高校生は事前に遠賀川の特徴や河川敷、川船について学習をされ、本番に臨んだそうです。そしてこの河川敷を作られた地元の皆さんの思いや管理者の思いなどとても詳しくお話していただきました。子ども達に伝えていきたい財産と話していました。

川船製作研究会が製作した川ひらは皆さんの関心を集め、参加者の皆さんが川ひらたに乗って記念写真を撮ったり、昔活躍した川ひらたに思いをはせていました。この川ひらは全長が138メートルもあり、当時と比較しても、最も大きな船の部類に入るほど大きな物です。
川ひらたとは物資を運搬する為の船の総称です。最初は「米」を運搬していましたが、遠賀川流域で石炭が発掘されると石炭輸送として、我が国の近代化の一役を担いました。最盛期の明治時代には8千隻が遠賀川を往来していましたが、 石炭の輸送手段が、鉄道に移ると昭和20年代には姿を消しました。 川船製作研究会では、川舟を通じて遠賀川の水や環境を水辺から、川面から美しくし、遠賀川流域の環境を向上させると共に地域の交流や発展に寄与することを目的として、実物大「川ひらた」を復元する事を決め、2009年11月から作成に取り組み、樹齢百年余の原木を使用し、2010年に完成させました。

 
 
 
 開会式の様子
 
参加者が河川敷きに集まっ現地見学です。各グループに分かれて自己紹介からスタート。楽しそうです。 
   
ゆっくりと散策   
 
関心を集めた川ひらた。日頃見ることができないので、今日は楽しいお披露です。 
 
 
 
 川船製作研究会の皆さん
   
   
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 
   
今日もやぎさんに出迎えていただきました。
   
昼食は会の皆さんの手作りです。とても美味しくいただきました。   
   
昼食は話も弾みます。