2012年度第1回 生物の住みやすい川づくりを考える会

 11月3日(土)直方市遠賀川河川敷の下境第二排水樋菅(排水路)で「生物のすみやすい川づくりを考える会」の皆さんが現地視察を行いました。

以前は三面がコンクリートで覆われていた排水路も、現在、本川(彦山川)に近くなるとオギが生え、緩やかな傾斜となって小川が作られていました。先月はこの小川で近くの直方市立下境小学校の四年生が生物調査を行うなど身近な川となっています。

この排水路は生物のすみやすい川づくりとしてエコロジカルネットワーク再生事業に取り組んでいます。

「エコロジカルネットワーク再生事業」とは。
昔の遠賀川は、川に住んでいる生き物たちが、簡単に田んぼや池や水路を行き来してました。川にすんでいる生き物の中には池や田んぼで産卵するものもいます。

しかし、今の遠賀川は洪水から私たちの暮らしを守るために堤防がつくられています。堤防は安全な暮らしをしていくためには必要ですが、川へ注ぐ排水路がコンクリートで覆われ、さらに堤防によって段差ができ、生き物たちがのぼりにくくなっています。

そこで、遠賀川では、「エコロジカルネットワーク再生事業」として、昔のように生き物が川から水路、そして田んぼや池へのぼれるようにする工事を進めています。下境第二排水樋菅(排水路)は住民ワークショップ「生物のすみやすい川づくりを考える会」を開催して豊かな自然になることを目指して取り組んでいます。