2010年度のページへ

金辺川(彦山川の支流)市政生物調査
9月6日 田川市立金川小学校4年生

日程  2010年9月6日13時~
場所  田川市夏吉  金辺川月廼輪橋下流
主催  田川市立金川小学校4年生
協力  国土交通省遠賀川河川事務所・福岡県・田川市の皆さん
 
 お魚博士が投網を使って魚をとると児童達の歓声が響きました。網にはたくさんの魚がいました。
 
金川小学校では毎年、金辺川調査隊として、4年生の児童が、金辺川について調査を行っています。小さな生きものは水質を判断する指標として、調査することでその川のきれいさ度が分かります。

金辺川は香春町を源に発して、金川小学校の近くを流れ、田川市から福智町(方城)へ流れ、、彦山川へ、、さらに遠賀川へと合流します。

9月6日、52名の児童は8班に分かれて、川に入って魚や水生生物を採取しました。また、金辺川の魚たちを、お魚博士が事前につかまえ「ミニ水族館」を開設、日頃見ることがない、大きなライギョや、きれいな婚姻色をしているオイカワを見て児童はびっくりしていました。

調査結果ではスジエビやコガタシマトビゲラ・ヤマトシジミなど少しきたない水(4段階)と判定されました。

児童は、地元を流れる金辺川や彦山川について、生きものを調査するとともに、川にはいろいろな施設があること、、また川を管理している様子などを質問し、川を管理している国土交通省河川事務所の職員が、丁寧に回答していました。

「たくさんの生きものが棲める川にしたいと思いました。」「もっときれいな川にしたいです」など児童の感想がありました。
開会式 水生生物調査の仕方を教えていただきました。
  
児童はつかまえようとはりきって網を持って川に入りました。腰までつかりながら、水草を動かしながら必死でした。
   
     
   
   
   
とった魚や水生生物の名前を調べたり、数を数えたりして、観察を行います。 
   
 
   
   
   
 
 トンボもつかまえたよ。  やっぱり不思議な虫眼鏡です。

金辺川にはどんな魚がいるのでしょう。事前にお魚博士がたくさんとっていました。児童はたくさんいる魚を身近にみてびっくりしていました
 
 
 
 
※オイカワ(通称ハヤ)のオスは顔が黒く、体側が水色、腹がピンク、尾びれを除く各ひれの前縁が赤という、普段では見られない婚姻色となっていました。(左上の写真) 遠賀川でも最も多くいる魚です。
 
普段見ることのないライギョ(カムルチー)とても大きな魚でした。
 
 
 各班ごとにとった生き物を調べて発表です。
 
 児童が川のこと、ちょっと不思議なこと、分からないことを質問して答えていただきました。