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第2回 飯塚防災フェア
9月12日 飯塚市

 日程 2010年9月12日(日) 
 会場 飯塚市防災センターおよび遠賀川河川敷 
 主催 飯塚市
 共催 飯塚消防署・国土交通省遠賀川河川事務所 
 協力 飯塚警察署・自衛隊・飯塚市消防団・飯塚病院・福岡管区気象台・ 
  日本赤十字社福岡県支部・飯塚市社会福祉協議会・飯塚信用金庫 
  嘉穂鞍手保健環境福祉事務所・その他関係機関
 主管 NPO法人遠賀川流域住民の会
 
 
「市民と共に防災意識を高め、防災に強いまちづくりを目指す」ことを目的に飯塚市は「第2回いいづか防災フェア」を9月12日(日)、飯塚市の飯塚市防災センターと遠賀川河川敷で昨年に引き続き開催、たくさんの親子連れが参加されました。

飯塚市では毎年のように水害が発生していることから、いろいろな体験ブースを設け、市民が楽しく体験し、体験を通して災害への備えの大切さを感じてもらおうと開催しています。

市民一人ひとりが防災について準備すること(自助の力)、地域や周囲のみんなで共に助け合うこと(共助の力)、公共機関で守る(公助の力)、3つの力が連携することで防災に強いまちづくりを目指しています。

今回は約20の体験ブースを作って、子どもからお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが実際に、手にとって、それぞれの担当の方に教えていただきながら、体験されていました。

この様に楽しみながら災害について体験したことで、危機意識を強くし、災害から大切な命や財産を守ることを考えるきっかけに繋がったのではないでしょうか。

自分でできること、地域でできることみんなで考えてみませんか。
 
 地域ごとに作られたハザードマップ


 救急法体験ブース
救急法体験ブースでは三角巾を使って応急処置を日本赤十字社の皆さんから教わりました。「足の外側で結ぶようにすると患者さんは歩きやすい。」と指導員に教わりながら、自分の足に三角巾を巻きながらしてみましたが、実際にするとうまくいきません。でも、とっさの救急措置をする場合は覚えておきたいと感じました。  
心肺蘇生・AED体験ブース 
    AEDはスイッチを入れると声で次にすることを教えてくれます。
安心して、声の指示に従ってください。 
 
飯塚病院の看護士さんに教えていただきました。
「急な病気やけがで心臓が止まった状態を心肺停止と呼びます。こうした人を救うのは、一秒でも早い救急処置が大切です。救急車が来るまでの数分間に心臓マッサージ、AEDでの電気ショックなどの心肺蘇生を行うと患者さんの助かる可能性は飛躍的に高まります。 そばにいるあなたが救えます。勇気を持って心肺蘇生やAEDが近くにあれば使用しましょう。そのためには日頃からの練習が大切です。」と話されていました。

     
   
毛布を活用して担架をつくり、子どもを運びます。  お父さんが頑張って参加していただきました。

はしご消防車など体験ブース 
   
 
何といっても人気者ははしご消防車に乗って遠賀川を一望すること。子どもも大人も大人気です。 

 地震体験ブース
震度5弱は福岡県西方沖地震で(2005年<平成17年>3月20日午前10時53分40.3発生、最大震度6弱)発生し、飯塚市・中間市・直方市などで観測された震度です。写真は右側写真は震度4、中央写真は震度6、右写真は震度7です。
指令室公開ブース  国土交通省対策本部車 
 
 防災センター内の指令室。河川監視カメラの機能などのお話がありました。 災害現場での情報収集・伝達・応急対策の指揮や工法の検討など
現地の「情報コントロールタワー」として活躍します。
「くるくるリサイクル」ブース 
 
 
ゴミと思っていたのが楽しいおもちゃに、新しい発見です。 

 消火器体験ブース   ポンプ車放水体験ブース
   
 練習では水を使って火災を見立てたペットボトルに当てます。火災は早めに消すこと、しっかり練習しました。  消防団員の指導で放水を体験。放水をする子どもたちははっぴを着て重いホースを持って力いっぱい放水をしていました。

救命ボート体験ブース  
     
   
救命ボートに初めて乗る人にとってはやはり 怖いですね。今日はゆっくりと川面から岸を眺めていただきます。 

 安全・安心体験ブース
 
 

気象台体験ブース  
 
 
 雨の量の量り方です 風と雨の危険度。災害に合わないために守りましょう。 

 ロープワーク体験ブース
しっかりと結び方を習いました。
でも難しい、うまくできるかな。 
 ロープを使って、川でおぼれている人を助けます。なかなか相手に届きません。

   
   
災害時に使われる機種を実際に使わせていただきました。災害時には欠かせないものだそうです。 
災害時の緊急炊き出しの訓練として、自衛隊の皆さんによって、400人分の「ボタ山カレー」がつくられ、参加者にふるまわれました。とても元気が出ました。ありがとうございました。 


※このホームページの問い合わせについては
 NPO法人遠賀川流域住民の会  080-1761-6892