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 田川神幸祭

日時:2010年5月15日・16日
場所:田川市番田河原   



福岡県の五大祭りの1つに数えられる風治八幡宮の「川渡り神幸祭」。
山笠には五穀豊穣を祈る5色のバレンが飾られる。

昭和45年福岡県無形民俗文化財に指定される。

永禄年間(1558年〜1569年)、伊田村に疫病が流行した際,村の氏神である同社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことに始まるもので、以来今日まで400年以上も続く歴史と伝統を誇る祭礼です。

祭りは,毎年5月第3日曜日とその前日の土曜日に行われます。

初日は風治八幡宮のみこしなどが彦山川対岸のお旅所を目指す「お下り」。正午から例大祭に続き、午後2時ごろみこしが風治八幡宮を出発。各地区の山笠と合流し、3時半ごろから川を渡る。

2基のみこしやバレンや色とりどりに飾りをつけた11基の山笠が次々と川に入ると、豪華絢爛。鉦や太鼓が響き、みこしや山笠を担ぐ人たちや大勢の見物人の熱気に包まれた。川に入った山笠の担ぎ手たちが山笠を激しく揺らして豪快な水しぶきが上がると祭りはクライマックス。川を渡りお旅所に泊まります。

2日目はお旅所から風治八幡宮に戻る「お上り」。午後0時半からお旅所で獅子舞などが奉納され、みこしと山笠が再び川を渡る。

筑豊を代表するこの勇壮で、けんらん豪華な川渡り神幸祭が終われば、筑豊はもう初夏となる。

翌日、田川市立伊田小学校全児童による清掃活動。右は児童が作ったごみ箱。このおかげでゴミの散乱が減少。
きれいになりました。ありがとうございました。